こんにちは、富士山大好きの「とも」です。
日本の代名詞といえば「富士山」と言うほど、日本のみならず多くの外国人からも愛されていますね。
近くても遠くても、どこから見ても素敵な山。
誰もが知っている富士山ですが、山梨県側と静岡県側の意外と知らない見え方の違いについてご紹介したいと思います。
標高から見る違い
富士山の標高は、3376メートル。
【静岡県側】
・海がある静岡県は、海抜0メートルから富士山を見上げることができるのです。
本当の3776メートルを体験できますね。
そればかりか、富士市にある田子の浦からは、海にタッチして富士山の山頂を目指すルートもあります。
一度は、挑戦してみたいと思いませんか(*^^*)
【山梨県側】
・また、海がないのが山梨県です。
富士山のビュースポットで有名な河口湖の標高は、800メートルにもなっています。
つまり河口湖と富士山の標高差は、およそ2776メートル。
河口湖から見ると3000メートルに満たない山になるということです。
(目の前に見える富士山はド迫力ですが)
標高差から見る富士山は海から見ると高く高く日本一の山に見えると言うわけです。
富士山とロケーション
【山梨県側】
標高のパートでもお伝えした通り、山梨県側は山に囲まれています。
ということは、山の重なりの先に見える富士山と言うのも、いつでも見ていたい風景なのです。
現に、富士五湖越しに見える富士山もお札の図柄になっているほど大変魅力的です。
ちなみに静岡県にある越前岳の中腹から見る富士山は、「旧50銭政府紙幣」に描かれています。
【静岡県側】
静岡県側にある山は、富士山の近くだと南側に愛鷹山系があるだけです。
その他には、富士山を遮る山がないため
静岡県側からは、富士山の頂上から裾野の先までが見渡すことができます。
(静岡県のどこからでもというわけではありませんのでご注意を)
また伊豆半島から見れば、駿河湾の先にある富士山。
海から富士山が見えるのも、静岡県ならではの景色です。
一度見たら、忘れられない思い出となること間違いなし!!
とても素晴らしいです。
気象状況による違い
【静岡県側】
静岡県側は海があるため空気に湿気を多く含んでいます。
気温が上昇すると、雲になるため富士山が見えなくなることが多いのが特徴となります。
【山梨県側】
山梨県側は海がなく晴れが多いので、富士山に出会える確率も高くなります。
また富士山は雪が積もっている方がきれいに見えますよね。
つまり静岡県側の南側斜面は雪が溶けやすく、北側の斜面の山梨県は雪が長く残るわけです。
まとめ
一つの山でも、山梨県側と静岡県側の違いによる見え方はいかがでしたか。
それぞれにいいところがありますし、それぞれに好みも違うのが、またいいところですよねえ。
ぜひいろんな場所から富士山を眺めてみてください。
きっとお気に入りのスポットが見つかるはずです。
ちなみに静岡県富士宮市にある富士山本宮淺間大社本宮と山梨県富士吉田市にある北口本宮冨士淺間神社を一直線に結ぶと富士山山頂を通過しているんですよ。
とも